【塩原の整骨院】福岡市南区塩原のくろせ整骨院
一見別ものに見える症状もつながっている
頭痛に伴って胃痛も併発していることがあります。
このように体の異なる場所に現れた症状が実は他の場所の疾患による症状のひとつであることが多いのです。
いずれの症状も改善するには、その大元の疾患が何かを突き止めることが最終的な治療となります。 そのためには、頭痛と胃痛の他にも何か付随した症状はないかを確認してください。
ほかに出ている症状によって、どのような疾患が潜んでいるかをある程度判断することができるでしょう。
自律神経系の乱れが原因なら、カイロプラクティックの技術で改善することができます。
頭痛と胃痛がつながる
体内のどこかに発生した疾患によっては、その影響が体のあちこちに点在することも少なくありません。
日常的によくある不調の代表として頭痛や胃痛が挙げられます。 これらも一見関係がないように見えて、実はよく併発される症状の組み合わせです。
その原疾患を治療しなければ、頭痛も胃痛も、またその他の諸症状も快方に向かわないでしょう。
頭痛と胃痛の症状の接点を見つける
一見異なる症状である頭痛と胃痛が、どこかで関連していると考えられるパターンにはいくつかあります。 別の場所に疾患がある場合もありますし、また体全体の不調のひとつである場合などもあります。
まずはそのパターンを知ることから始めて、原因ごとの対処法を考えることが第一です。
複雑に絡み合う要因から考える
本来は別の症状である頭痛と胃痛が同時に起こっている場合は、その原因に非常にさまざまなものが考えられます。
このようなケースの頭痛と胃痛の併発には非常にさまざまな要因が絡み合っているため、本当にそれらを引き起こしているものは何であるかをまず突き止める必要があります。
改善方法は主にふたつです。
- 2つの改善方法
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- 原疾患の治療
大元の原疾患があることが原因であれば、それを治療することでいずれも改善します。 逆に言えば原疾患の治療なくしては症状の改善も見られないわけです。
複数の症状を併発している場合は、速やかに医療機関での診察を受けましょう。
場合によっては重大な疾患が隠れていることもあります。
そしてその原因は素人には特定できないことが多いのです。
- 自律神経バランスを整える
自律神経系のバランス不全であった場合には、頭痛か胃痛かいずれかを改善したところでそれは対症療法でしかありません。
また、自律神経系のバランスは非常に複雑に絡み合っていることから、頭痛と胃痛を併発している状態と言ってもそれぞれがどのような機序で起きているかまでを突き詰めなければバランスを整えるのは難しいとも言えるのです。
カイロプラクティックの施術を受けることで自律神経バランスが整い、頭痛も胃痛も解消されるケースもあります。
一度施術を受けてみることをおすすめします。
- 原疾患の治療
胃潰瘍でも頭痛が出ることがある
本来であれば胃の内部は粘膜によって保護されています。しかしその粘膜が破壊され、そこに胃液が過剰に反応した状態が胃潰瘍です。
この疾患にかかると激しい胃痛、吐き気や胸やけなどの症状を引き起こします。
そして胃での消化活動が滞るために嘔吐や下痢が起こり、そこで一時的な脱水症状や貧血に陥ったときに頭痛を併発すると考えられます。
片頭痛の際に胃痛が出ることも
慢性頭痛のひとつである片頭痛ですが、ときにそのズキズキとする症状がひどく現れる方もおられます。 片頭痛にはその他の症状も伴うことがあり、この随伴症状の中に胃痛も含まれるのです。
その他吐き気やだるさなどといったものを併発するケースも見られます。
自律神経系の乱れ
自律神経は、交感神経と副交感神経の絶妙なバランスを保つことで成立しています。
このいずれかのバランスが崩れてしまうと、体のさまざまな箇所に不具合を起こしてしまうのです。
その症状にはありとあらゆるものがあります。
- 自律神経の乱れで怒る3つの主な症状
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- 交感神経優位の場合
交感神経は基本的に覚醒や活動などをつかさどる系統です。
交感神経が過剰に優位になると興奮状態が長く続くこととなり、緊張型頭痛、また緊張による不眠や消化器官の機能低下などが起こります。
- 副交感神経優位の場合
副交感神経はリラックスや弛緩をつかさどる系統であり、交感神経と逆の働きをします。
この副交感神経が優位になると、本来あるべき緊張感がなくなってしまうために、やる気を喪失したり疲れやすくなったり、また朝起きられなくなったりといったことが起きます。
- どちらかが優位な状態からの反動
例えば片頭痛なら、血管が急激に拡張して血流が増加することで痛む仕組みとなっています。
痛みに発展するのは、血管拡張の直前まで交感神経が優位に働いていたことから、逆に血管が緊張で収縮していたためです。
その反動として副交感神経反射が起こり、急激に血管が弛緩するという仕組みとなっています。
- 交感神経優位の場合
人の体の仕組みはつながっている
一見別の原因によって起きている頭痛や胃痛といった症状も、同じ原疾患によって同時に起きたり、最初は単発の症状でもそこから起こる二次症状という形で起こったりします。
この原疾患をきちんと見つけられないことによって、長く頭痛や胃痛に悩まされてしまうのです。
自律神経の乱れや脳皮質への影響によって頭痛も胃痛も同時に引き起こされるなど諸説あります。
自律神経系は体内機能の全てをつかさどるものであり、その仕組みは複雑です。体の仕組みは全てつながっていると言っても過言ではないのです。
医療機関やカイロプラクティックなどで改善
体に何らかの症状が現れたとき、どちらか一方の症状のみを改善しても、もう一方は改善されずにそのままになってしまうことが多くあります。
頭痛と胃痛に関しても同じです。
また、頭も痛いし胃も痛いといったときには、その他にも何らかの症状を併発しているケースもよく見られるのです。
医療機関での診察で異常がなければカイロプラクティックや整体によって、自律神経のバランスを整えることをおすすめします。