【清水の整体院】福岡市南区塩原のくろせ整体院
アルコールによる頭痛を防ぐ飲酒のポイント
飲酒による頭痛を防ぐためには、飲酒中、飲酒後の両方にポイントがあります。
- ポイント
- 飲酒による頭痛を防ぐためには、飲酒中、飲酒後の両方にポイントがあります。
- 飲酒中は、アルコールと同量の水分の摂取を心掛ける
- 飲酒後は、肝機能を促進するツボマッサージをする
アルコールを摂取すると気分が高まり、冷静な判断ができないことも少なくありませんが、上記のポイントだけでも気をつけておけば、頭痛のリスクを大幅に下げることができます。
水分の摂取とマッサージを欠かさずに
アルコールが体内に入ると、肝臓で「アセトアルデヒド」という物質に変化します。
この物資によって頭痛が生じてしまいますので、できるだけ体外に排出していかなければなりません。
飲酒中に水分を十分に摂取し、飲酒後は肝機能を高めるツボをマッサージすることでアセトアルデヒドの排出を早めましょう。
どちらも頭痛を防ぐために効果的な方法なので、欠かさずに取り組むようにしましょう。
予防・解決策
飲酒中の水分の取りかたと、肝機能を促進するツボマッサージの方法をもう少し具体的にご紹介していきます。
アルコールによる頭痛に悩む人はぜひ参考にしてみてください。
水分をとろう
アルコールが体内に入ると、肝臓でアセトアルデヒドに変化しますが、これこそが頭痛の原因です。
多量に飲酒をしてしまったとき、この物質が体内に残ってしまい、より酷い頭痛に悩まされることになるでしょう。
早い段階で体外に排出するためにも、飲酒中はできるだけ多くの水分を取るようにしてください。
この水分はアルコールを含んだものではなく、水やお茶といった飲み物のことを指します。目安としては、アルコールを含んだドリンクと同量の水分を考えてください。
排出量だけでなく、排出までの早さも促進されるので、頭痛のリスクを大きく軽減することができます。
摂取する飲み物にも配慮すれば、さらなる効果が見込めるようになります。
利尿作用があるカフェインが豊富な「緑茶」や「ウーロン茶」はおすすめです。
「コーヒー」や「紅茶」といった飲み物も豊富なカフェインが含まれています。
飲酒の量によってはこの方法が逆に気分を悪くする可能性もありますので、まずはこまめにお水をのみましょう。
ツボマッサージ
十分な水分を摂取するだけでも頭痛を防ぐことができますが、肝臓機能を促進するツボマッサージもおすすめします。
こちらは飲酒中ではなく、飲酒後に頭痛が表れたときにも効果がありますので、改善策としても役立つでしょう。
まず足の親指と人差し指の間を足首の方面へ押していくと、痛みを感じる箇所があります。そこが、「太衝(たいしょう)」という肝機能を促進するツボです。
体内にアルコールが残っているときは、特に痛むのですぐに見つけられるでしょう。
このツボを押せば、肝臓で変化したアセトアルデヒドの分解が早まり、頭痛を和らげることができます。激しい痛みを伴うこともあるので、押し続けることは難しいかもしれませんが、5回~10回程度でゆっくり刺激してあげてください。
次に、手のひらの中央から少し手首側にある「健理三針区(けんりさんしんく)」です。
肝臓が活発に働くようになるので、アルコールの分解が促進されます。
お酒の席でも押すことのできるツボなので、気軽にマッサージできる点が大きなポイントでしょう。マッサージするときは、多少痛みを感じる程度で、5~10回を目安にし、親指で強く押しこむようにしてください。
弱い力だと効果がありませんので、注意が必要です。
最後に、両胸より少し下、お腹との間にある「期門(きもん)」です。
アルコールの多量摂取で機能が衰えた肝機能を回復させる効果がありますが、出先では押しづらい位置にあるので、帰宅後におすすめしたいツボになります。
人指し指や中指、薬指などを使って、あまり強い刺激を与えないよう20~30回程度に丁寧にマッサージしましょう。
飲む前に刺激するのも頭痛の予防策として効果的ですので、しっかり飲みたいときなどには活用するとよいでしょう。
アセトアルデヒドがなぜ頭痛を引き起こすのか
飲酒による頭痛の主な原因は、アルコールが肝臓で変化した「アセトアルデヒド」です。
頭痛を引き起こす一連の流れは以下の通りです。
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- アルコールを多量に摂取すると肝機能が低下し、分解できなくなる。
- 体内の残ったアセトアルデヒドは、次々と血液中に流れ込み、脳に達する。
- 脳内で血管を拡張させる作用を起こし、痛みを与える。
アセトアルデヒドは、頭痛だけでなく、吐き気や呼吸促伯を引き起こしてしまう有害物質だということを知っておきましょう。
飲酒前後に気をつけてアルコールによる頭痛を防ごう
アルコールによる頭痛を防ぐためには、水分を十分に摂取し、有害物質であるアセトアルデヒドをできるだけ早く体外に排出するようにしましょう。
肝機能が低下しているときや、頭痛がはじまったときは、ツボマッサージをして、分解促進を助長させてください。