【若久から通院できるおすすめ整体院】福岡市南区塩原のくろせ整体院
生理中の頭痛はホルモンバランス調整で治す
ただでさえゆううつな生理中に起こる不快な症状は、私たちを滅入らせます。
特に、生理の起こっている下腹部のあたりとは関係ないのに起こる頭痛の症状は、理不尽ささえ感じることもあるでしょう。
しかし、これは生理を司るホルモンの働きに深く関係しているものなのです。
乱れたホルモンバランスは頭痛を起こしたり、体に不快症状を与えたりします。
生理中の頭痛を防ぐには、乱れやすいこのホルモンバランスを正常な状態に戻してやることが必要なのです。 [toc]
痛みを出す物質の正体は
女性ホルモンの中には、女性らしさを作り、卵子を育てるエストロゲンと、そのあとを引き継いで妊娠出産を助けるプロゲステロンというものがあります。
これらは体の中で分泌量を交互に増減させることで、排卵や生理を起こさせる為に働いています。
生理中はこの増減が一気に行われるため、脳が急激な変化によって刺激を受けます。
この刺激によって、脳は血管を拡張させるために頭痛が起こります。
体の中から頭痛を解消する
生理中の頭痛を防ぐためには、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスを上手に操って、急激すぎる変化による刺激を脳に与えないようにすることが大切です。
二つの女性ホルモンの働きを整えるためには、生理中だけでなく毎日の工夫が必要となります。
女性ホルモンは常に私たちとともにあり、その体の働きを支えてくれるもの。 痛くなってからではなく、痛くなる前から対策をしておくことが頭痛解消の秘訣です。
血流に関係するホルモンバランスと脳の関係
頭痛を引き起こすということは、頭部の血行、血流に関係があります。 そして、血流を調整するためには血管の収縮と拡張を司る物質が必要となります。
エストロゲンとプロゲステロンのバランスが急激な変化を遂げる時、脳はその刺激を調整するために血管の働きを司る物質を出します。 これによって突然血流が変化して頭痛を起こします。
脳に刺激を与えないように、根本の原因となるホルモンバランスを整えることこそが頭痛の予防につながるのです。
毎日の生活で生理中の頭痛に負けない体づくり
それぞれの女性ホルモンは子宮を正常に働かせるために、常に増えたり減ったりしています。 それ自体を止めることはできませんし、この変化は基本的には正しいことです。
しかし、そのバランスが過剰に急激に崩れたりすることや、それによって脳が過剰反応して不快症状を出すことを抑えることはできます。
生理中であろうと痛みを感じず、精力的に活動している女性もいるということは、痛みや不快症状は生理自体が原因ではないということです。
また、その痛みを回避することもできるということです。 生理中の頭痛に悩まされるのは、もうお終い。 毎日の生活の中で簡単にできることから始めてみましょう。
生活の中でできる生理中の頭痛の改善方法
生活習慣、生活リズムは、体の働きに大きく影響しています。
悪い生活習慣やリズムはホルモンバランスを乱します。 これを解消して、健康的な生活を送ってみましょう。
睡眠時間や食事時間のリズムは、毎日、順調でしょうか。
忙しいからといって、夜ふかしをしたり、夜遅くに食事をしたりすると体内のリズムが狂ってしまいます。
また、朝ごはんをきちんと食べないと、体がきちんと目覚めるタイミングを逸してしまいます。 体の機能は朝目を覚まし、夜になったら眠るという流れを基準にして動きます。
このリズムが狂うと、体はいつどのような働きをして良いかわからなくなってしまいます。
強いストレスは、脳を緊張させ、その働きを緩慢にします。
また、自分を守ろうとして、体の働きを縮小させます。 血行も悪くなり、ホルモンバランスが乱れるストレスは、生理中の不快症状を強めるのです。
ストレスを避けることが一番ですが、社会生活の中ではそれも不可能な場合もあるでしょう。 やむを得ないストレスは、上手に解消することが必要です。
毎日の生活の中で、お風呂やアロマなどのヒーリングタイムを設けるなどして、こまめにストレスを解消しましょう。 自分なりの楽しみを見つけて、自分を労わる、褒めてやることが大切です。
なぜ生理中にホルモンバランスが崩れるのか
女性の体は、生理と子宮の働きに合わせていろいろな物質を生み出しています。
それらの物質はバランスよく出ていれば私たちの体を守り育てる働きをしていますが、バランスが崩れるなどの理由によって痛みを起こすことがあります。
生理は子宮内に作り上げた赤ちゃんを迎えるための準備を、すべて体の外に出してリセットする動きです。
子宮内膜を押し出し、また新しい準備を始めます。
こうした大きな変化には、大きな負担と緊張を強いられるため、ホルモンバランスが乱れるのです。
生理中の頭痛への対処法
生理中の頭痛は、体内のホルモンバランスの乱れと、それに対する脳の過剰な反応が原因です。
治すには毎日の生活を正して、体の働きを意識的に助けてやることが必要となります。
生理中だけでなく、毎日の生活でそれを続けることで、頭痛を起こしにくい状態を作ることができるでしょう。